鍼灸師、治療家向けのセミナーを開催致しました

こんばんは、KAU株式会社代表、武蔵小杉はりきゅうここわ院長の栗栖です。

 

 

 

武蔵小杉はりきゅうここわにて、《腰椎椎間板ヘルニアへの鍼灸のアプローチ方法》のセミナーを治療家向けに開催致しました。

 

西洋医学に基づいた細かい解剖学等を取り入れ、コロナ対策もあり少人数制で換気は万全の元、開催しました。

 

今回は、都内と埼玉県で開業されている先生が2名おられ、総勢6名でした。

 


『西洋医学に基づいた体の構造を深い部分まで把握・理解をし、理論的なアプローチ方法』
を参加者皆様に実際に変化をその都度、感じていただきながら座学半分、実技半分といった感じで行いました。

 

 

 

 

 

 


鍼灸学校では、深い部分の治療方法は全く教えてもらえません。
インターネット上の情報等でも深い部分はもちろん出ていません。ネットの情報で簡単に取り入れる事が出来る手技や知識は誰にでもできます。

 

 

皆さんに触診により、体の関節の動きをチェックしてもらい、動きの悪い箇所を感じてもらいました。

その可動域の影響による椎間板ヘルニアとの関係性を理論的に理解をする事が重要だと思います。

また、可動域に加えて、関係する筋力のチェックも皆さんで行い、

一か所、鍼をして、効果をチェックして

一か所、お灸をして、効果をチェックして

というように、可動域や筋力の変化を皆さんの手で実感していただきました。

そのわずかな機能の改善により、ヘルニアのある椎間板への負担が少しづつ減っていくと思います。

 

施術する部位のチェックと理論をしっかりと把握・理解をし、効果を一つ一つ実感しながら行う事により普段の施術の説明の仕方が変わり、また、自信をもって施術にあたれると思います。

 

 

私は今まで鍼灸・カイロプラクティックの様々な勉強会、セミナー、研修会等で学んだ事、

多数の参考書等で学んだ事を参考に、鍼灸でのアプローチをメインにしております。

 

 

 

当院にいらっしゃる実際の患者様で、腰のMRIも撮り、腰椎椎間板ヘルニアでのひどい下肢症状、

または手術のお話しもあった方が、症状が軽快方向へ向かう方が多数いらっしゃるので、

今回このアプローチ方法を、同業の先生方にお伝えさせていただきました。

 

 

もちろん今回の方法が一番良い、なんてことでは全くありません。

 

ひとつの選択肢、アプローチ方法として頭に入れておいてください、とお伝えさせていただきました。

 

 

また、今後、開催していきたいと思います。